広島、2軍でくすぶっていた両助っ人が活躍 ロサリオ「毎日、一生懸命」
ロサリオ「外国人枠の問題は昨年からわかっていること」
今季は外国人枠の関係で2軍暮らしが長かったロサリオだが、8月1日に1軍昇格後は、2日のDeNA戦で決勝点となる逆転弾を放ち、この日も2度の同点打と2試合連続で勝利に貢献した。
試合後、報道陣に囲まれたロサリオは「2軍でやってきたことを今はしっかり出せている。外国人枠の問題は昨年からわかっていること。今は毎日、自分のやれることを一生懸命やっている」と力強く話した。
同じスペイン語圏のグスマンの存在も好調の要因となっている。「普段の会話だけでなく、野球に関しての質問もできる。彼の存在は非常に大きい」とロサリオは話し、試合前の練習時には、グスマンの表情も明るくなっている。
エルドレッドが夫人の出産で一時帰国し、シアーホルツが熱中症で離脱した非常事態に、これまで2軍でくすぶっていた両外国人が、存在感を見せつけた。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count