DeNAドラ2の石田がプロ初勝利 「(山崎)康晃とのリレーは目標だった」

8回1失点の好投、デビューから4試合目での初勝利に「良いピッチングが出来た」

 DeNAのドラフト2位ルーキーの石田健大投手が、6日の中日戦で8回1失点の好投を見せた。9回には抑えの山崎康が27セーブ目を挙げ、2-1で勝利。石田はプロ初勝利を手にした。

「ここまですごい長く時間かかりましたけど、自分なりに調整してきて良いピッチングが出来たので、よかったと思います」

 ヒーローインタビューでホッとした表情を見せた左腕。7月14日の巨人戦でのプロ初登板では4回3失点と不本意な投球も、その後2試合の先発でいずれも試合を作っていた。デビューから4試合目での初勝利に安堵した様子だった。

「新人らしくしっかり腕を振って投げようと思っていた」

 4回に暴投で1点を失うも、8回まで中日打線をわずか3安打に抑え、最終回は抑えの山崎康にマウンドを託した。

 その山崎が1回を1四球のみで締め「(山崎)康晃とリレーするのが僕が目標としていたことだった。うれしいです」と同期リレーを喜んだ石田。「今日みたいなピッチングが出来るようにこれからも頑張ります」と次回以降の登板に向けて意気込んでいた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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