イチロー5戦連続安打&12度目マルチで歴代2位カッブまで「6」 マ軍は4連敗

3打数2安打2四球で4出塁も…、マーリンズは敗戦

 マーリンズのイチロー外野手は6日(日本時間7日)の敵地ブレーブス戦で「6番・ライト」で先発し、5試合連続のヒットを放った。マーリンズは8-9で敗れ、4連敗となった。

 初回2死二塁の場面でセカンドゴロに倒れたイチローは3回、4-5と1点差に詰め寄った2死一塁の場面で打席に立つと、相手先発ウィスラーの2球目をセンター前に弾き返し、5試合連続のヒットをマーク。一、二塁とチャンスを広げたが同点にはつながらなかった。

 5回の1死一塁では四球で出塁。また3点を追う8回先頭の場面でも四球を選ぶと、マーリンズはその後、1死満塁とチャンスを広げ、ゴードンの左中間へのヒットで2得点。さらに1点を加えてこの回同点とした。

 イチローは、1点を勝ち越されて迎えた9回1死走者なしの場面で、レフト前ヒットをマーク。その後ワイルドピッチで二塁に進むも、後続が倒れ、マーリンズは4連敗を喫した。

 イチローは今季12度目のマルチヒットで日米通算4185安打(日本1278本、メジャー2907本)とし、メジャー歴代2位のヒット数を誇る「球聖」タイ・カッブの4191安打まで6本となった。打率は.249。また、この日の2四球で昨季と同じ21四球に。昨季は385打席だったが、今季は277打席で同じ数を積み上げている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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