イチロー12度目マルチ MLB公式サイト「もう1つのマイルストーンに近づいた」

日米通算4185本に「タイ・カッブに並ぶまで6本」

 マーリンズのイチロー外野手は6日(日本時間7日)の敵地ブレーブス戦で「6番・ライト」で先発し、連続試合安打を5に伸ばした。また、日米通算4185安打(日本1278本、メジャー2907本)とし、メジャー歴代2位のヒット数を誇る「球聖」タイ・カッブの4191安打まで残り6本に。これに関し、MLB公式サイトも「イチロー・スズキはもう1つのマイルストーンに近づいた」と伝えている。

 イチローは3回、4-5と1点差に詰め寄った2死一塁の場面で先発ウィスラーの2球目をセンター前に弾き返し、5試合連続となるヒットを記録。5回1死一塁では四球で出塁。また3点を追う8回先頭の場面でも四球を選ぶと、マーリンズはその後、1死満塁とチャンスを広げ、ゴードンの左中間へのヒットで2得点。さらに1点を加えて同点とした。

 また、イチローは1点を勝ち越されて迎えた9回1死走者なしの場面でレフト前に運び、今季12度目のマルチ安打をマーク。その後、暴投で二塁に進んだが、後続が倒れ、マーリンズは8-9で4連敗を喫した。

 MLB公式サイトでは試合後の速報の中で、イチローがメジャー歴代2位の安打数を誇る「球聖」に近づく様子をリポート。「イチロー・スズキは2安打でもう1つのマイルストーンに近づいた。イチローは日本での9シーズンをカウントすると、キャリア4185安打を放っている。メジャーで4191安打を記録しているタイ・カッブに並ぶまで6本となっている」と“カウントダウン”している。

 イチローは先月29日以来のマルチ安打で、3打数2安打2四球。打率を.249としている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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