広島・松山、先制二塁打&決勝ソロ 「マエケンのためにしっかり打てた」

前田は7回1失点で9勝目

 広島が8日、敵地巨人戦で2-1で競り勝ち、連勝を飾った。先発の前田が7回4安打8奪三振1失点の好投で、後半戦初白星となる9勝目。最終回にマウンドに立った中崎が1死一、二塁のピンチを招くも、粘りの投球で無失点で抑え、17セーブ目を挙げた。

 試合後、ヒーローインタビューに答えたのは松山。0-0で迎えた3回1死一、二塁で相手先発の高木勇から先制のタイムリー二塁打を放つと、同点に追いつかれた後の8回1死走者なしの場面で、左中間スタンドへ勝ち越しの4号ソロを放った。

 1点を争う投手戦で全打点をたたき出した松山は試合を決める決勝弾に「正直(入るとは)思わなかったんですけど、そのまま入ってくれたんでうれしかったです」と振り返り、「最近、マエケンを援護できていなかった。マエケンのためにしっかり打てたと思う」と手応えを口にした。

 いまだBクラスながら巨人に連勝し、ゲーム差を3に縮めた。「今年は絶対に優勝したいと思っている」と松山。連日の接戦を制した広島はこのまま勢いに乗りたいところだ。
【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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