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大型補強だけじゃない――ソフトバンクの強さ支える“育成力”

「金の卵」を育てる手腕

 9日現在の1軍登録選手28人を見てみると、外国人が4人(バンデンハーク、スタンリッジ、サファテ、李大浩)、補強(トレード含む)が7人(中田賢一、五十嵐亮太、鶴岡慎也、細川亨、川島慶三、内川聖一、吉村裕基)、出戻りが1人(寺原隼人)で、生え抜きは16人になる。

 2軍に目を向けても、外国人はウルフ、カニザレス、バリオス(元々は育成選手)、補強組は松坂大輔、日高亮(川島とともにトレード加入)、出戻り組の金子圭輔といったところ。人数バランスで言えば、巨人や阪神といった、ソフトバンクとともに潤沢な資金力を誇る球団と大きく変わらない。

 昨季に限って言えば、スタンリッジ、サファテ、ウルフ、カニザレス、李大浩、中田賢一、鶴岡慎也、岡島秀樹と、超大型補強を敢行した。ただこれは、前年4位に終わった危機感と覇権奪回を至上命令とし例外的に執った戦略で、今季の補強はバンデンハークと松坂大輔の2人だけだった。

 近年の補強が当たっている面もあるが、それ以上に、選手層を厚くさせているのは「育成」の上手さがある。今季、飛躍的な活躍を見せている柳田を筆頭に、松田や中村晃、今宮らはその象徴。「金の卵」を潰すことなく、育て上げた。さらに特筆すべきは「育成選手」からの選手の発掘にある。

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