2被弾で5敗目の田中将大 NYメディアは“一発病”指摘「苦しみは続いている」

前回登板までに昨季上回る16被弾、「その傾向は変わらなかった」

 一方、地元紙「デイリーニューズ」では試合の速報で、この日の田中の80球という球数が、右手前腕部と手首の負傷による故障者リスト(DL)入りから6月上旬に復帰後、最少であると指摘(実際には6月3日の復帰戦が78球で最少)。久しぶりの中4日の先発試合であったことが理由と分析している。

 記事では「タナカは怪我の兆候など見せなかった。ジョー・ジラルディが慎重になった可能性はある。タナカは6月に故障者リストから復帰後、通常よりも1日多い5日間の休みを(全開登板までの)先発全11試合で手にしていた。これはDL行きの引き金となった4月23日のデトロイト戦以来、初めての中4日の投球だ」と指摘。田中は、中4日で体感気温2度以下という極寒の敵地タイガース戦に登板後、右腕に異常を訴えてDL入りしていた。

 また、同じ記事では田中の一発病についても言及。「今季、被弾に苦しむ傾向がタナカにはある。この試合の前までに先発16試合で16本のホームランを打たれ、最近7試合のうち4試合で複数本塁打を打たれている。その傾向は変わらなかった」と報じている。

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