青木宣親、1番復帰で約2か月半ぶり“猛打賞” ジャイアンツは連敗ストップ

今季29度目のマルチ安打

 ジャイアンツの青木宣親外野手が21日(日本時間22日)、敵地でのパイレーツ戦に「1番・レフト」で先発し、5打数3安打1得点の活躍で6-4の勝利に貢献した。1試合3安打以上は6月10日のメッツ戦で4安打を放って以来で、約2か月半ぶりの“猛打賞”。ジャイアンツは連敗を2で止めた。

 12日に脳震盪の症状が出て故障者リスト(DL)入りした青木は前日20日に復帰。6番に入り、3打数1安打1四球1盗塁と結果を残すと、この日はリードオフマンとして起用された。

 初回の第1打席、相手先発左腕ロックの2球目をレフト前に運び、2試合連続のヒットで出塁。その後、1死二、三塁からポージーの犠牲フライで先制のホームを踏んだ。ジャイアンツは続くバードの20号2ランでこの回3点を奪う。

 2回にはこの日先発のバムガーナーが1死二塁の場面でレフトへ5号2ランを運び、2点を追加。その直後に2打席目を迎えた青木はまたもレフト前に運び、今季29度目のマルチ安打をマークした。

 4回1死一塁の第3打席はセカンドフライに倒れたが、6-2で迎えた6回1死走者なしの場面では右中間を深々と破る二塁打をマーク。8回の5打席目は空振り三振に倒れたものの、この日は5打数3安打1得点とリードオフマンとしての役割を果たした。

 ジャイアンツはバムガーナーが7回途中6安打6奪三振3失点で15勝目(6敗)。3安打の青木は打率.307となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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