6時間21分の裏にあった巨人の意地

2度の雨による中断の中、延長11回に競り勝った巨人

 長い戦いに終止符を打ったのは、小林誠司捕手のバットだった。21日の広島戦。延長11回2アウト満塁。センター前へ4対3とする勝ち越しのタイムリーヒット。11回裏を2イニング目になったクローザーの澤村拓一投手が無失点でしのぎ、勝利した。

 終了時刻は0時21分。18時に始まった試合は6時間21分の激闘。20日はタイガースとナイターを行い、翌朝に広島に移動してきた。ジャイアンツにとって長い1日となった。

 30分間、56分間と2度の雨による中断があった。2回には打者菊池の判定を巡る抗議や、8回の阿部のフェンス直撃の二塁打が「本塁打ではないか?」とビデオ判定が行われた。リリーフを巨人6投手、広島は4投手を使うなど投手交代も多く、試合が長引いた要素はいくつもあった。

 観客やプレーの安全性への配慮のため、中止になってもおかしくない状況だった。砂を入れては雨が降るという繰り返し。巨人が1点を追う8回に雨脚は強くなった。坂本、阿部の連続二塁打で同点。どしゃぶりの中、押せ押せムードになった。打席には亀井が入った。一気に逆転する勢いだったが、広島ベンチから緒方監督が現れ、主審に中断を要求した。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY