「より深い痕跡を刻み続ける」イチロー 去就問題への注目は日に日に高まる

「イチローはベースボールで不滅の存在」と地元紙、マリナーズなどが獲得に乗り出す可能性は?

 マーリンズのイチロー外野手がメジャー通算3000本安打の金字塔に77本と迫る中、去就問題について地元メディアが特集を組んだ。地元紙「サンセンチネル」は、今季限りで契約満了となるレジェンドの契約延長について、球団内部で会談を重ねているマーリンズのみならず、古巣マリナーズなど他球団も獲得に乗り出す可能性があると指摘している。

 今季開幕前にプレーオフ進出争いを演じると予想されたマーリンズは、ここまで50勝73敗の借金23と苦しみのシーズンを送っている。

 記事では「あまりに多くのキープレイヤーが負傷者リストに集まる中、イチロー・スズキはベースボールで不滅の存在の一員として、消えない、より深い痕跡を刻み続けている」と伝えている。

 イチローはすでに日米通算安打数で史上2位のタイ・カッブを抜いた。メジャー通算3000本安打も視界に捉えるが、その前に日米通算でピート・ローズの通算安打記録(4256本)をも超えることになる。

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