序盤乱調から立ち直って10勝目 田中将大の“修正力”をヤ軍監督も称賛

ヤンキース史上8人目、戦後では3人目のデビュー2年連続2桁勝利達成

 ヤンキースの田中将大投手が28日(日本時間29日)、敵地ブレーブス戦で7回を5安打7奪三振3失点と力投し、10勝目(6敗)を挙げた。メジャー1年目の昨季は13勝(5敗)を挙げており、2年連続2桁勝利を達成。日本人右腕に対し、ジョー・ジラルディ監督は2失点を喫した初回以降に見せた修正力を称えている。ヤンキースは15-4で圧勝し、連敗を2で止めている。

 初回5点の援護を受けた田中だが、いきなりピンチを迎えた。無死一、二塁の場面でタイムリーヒットと犠牲フライで2失点を喫した。その後、2死一、三塁からセンター方向に大飛球を打たれたが、エルズベリーのファインプレーに救われた。

 初回だけで27球を投じた田中は3回にフリーマンにもソロホームランを打たれたが、2回にはいずれも94マイル(151キロ)の伸びのある速球で、3者連続で見送り三振に仕留めるなど復調の兆しを見せ、徐々にリズムに乗った。4回以降は、3イニング連続で三者凡退に仕留めるなど、7回までヒット1本に抑えた。

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