記録ラッシュのイチロー、日米通算5289出塁でまたも王氏の日本記録に王手

数々の金字塔が目前に迫る41歳

 メジャー歴代5位ではカール・ヤストレムスキー氏の5304出塁(3419安打1845四球40死球)で、その次はスタン・ミュージアル氏の5282出塁(3630安打1599四球53死球)。日米通算ながら、イチローはすでにミュージアルを上回る歴代6位に相当する数字を残していることになる。歴代1位はピート・ローズ氏の5929出塁(4256安打1566四球107死球)となっている。

 イチローは今年4月に王氏の持つ1967得点の日本記録を更新。この日の1得点で日米通算1999得点とし、節目の2000得点にあと「1」とした。また、今季はすでに日米通算安打でメジャー歴代2位のタイ・カッブ氏(通算4191安打)を抜き、メジャー通算1万打席にも到達。さらに今後はメジャー500盗塁、日米通算700盗塁、日本記録の115三塁打、同じく日本記録となる22年連続100安打などが目前に迫る。

 41歳になっても万全のコンディションを維持し、グラウンドに立ち続け、記録を積み上げているイチロー。これからも数々の金字塔を打ち立てようとしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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