青木6タコ ジ軍は延長14回サヨナラ負け、天王山で5時間半の熱戦落とす
7打席以上で無安打は自身メジャー初、首位ドジャースとのゲーム差は「4・5」に
ジャイアンツの青木宣親外野手は8月31日(日本時間1日)、敵地でのドジャース戦に「1番・レフト」で先発出場し、6打数無安打1四球1得点。7打席以上立って無安打に終わったのは自身メジャー初で、6打数無安打は2年ぶり同2度目となった。ジャイアンツは、両チーム計16投手が登板した首位攻防戦で延長14回の熱戦の末に4-5で痛恨のサヨナラ負け。5時間29分に及び、日付が変わってから決着のついた熱戦を落とし、首位の相手とのゲーム差は「4・5」に開いた。
青木は初回、相手の先発左腕アンダーソンの前に一ゴロに倒れる。その裏、ジャイアンツは1点を先制された。
3回、青木は1死一塁で打席に立つと、フルカウントからの8球目を見送り、四球でチャンスを広げる。その後、ベルトが同点タイムリー。バードもセカンドへの内野安打を放ち、三塁まで進んでいた青木とダフィー生還。2点を勝ち越した。
青木は5回の第3打席は投ゴロ。すると、ジャイアンツは6回にピービーがつかまり、ゴンザレスの2ランで同点。さらに、イーシアにもソロを浴びて勝ち越しを許した。
7回、青木は2死走者なしで二ゴロに終わるが、ジャイアンツは8回にバードのタイムリーツーベースで同点に追いつく。
9回、先頭のブランコがヒットを放ち、1死一塁で青木に打席が回る。ブランコが盗塁に成功し、1死二塁とチャンスを迎えたが、左飛に倒れた。試合は延長に突入し、青木は11回2死走者なしで遊ゴロ。14回は先頭で中飛に倒れた。
その裏、ジャイアンツはブロードウェイが無死満塁のピンチを招くと、最後はペティットがゴンザレスにサヨナラ打を浴びて痛恨の敗戦。首位攻防戦の3連戦初戦で5時間29分の熱戦の末にサヨナラ負けを喫した。
青木は6打数無安打で打率2割8分9厘となった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count