巨人・岡本のプロ初アーチ “記憶”刻んだ甲子園準V左腕も祝福

「鳥肌立った」、“同級生”にも刺激与える岡本の活躍

 そんな今井が岡本のプロ初本塁打に対して自身のツイッターで祝福している。「岡本ホームランさすがやな! 寝とって起きてテレビ見たら鳥肌立ったわ笑」と興奮した心境を明かした。

 今井は岡本に2本塁打を浴びてから、「あんなバッターに2度と会うことはない。怖いものがなくなった」と話している。

 それから制球や内角をつく思い切りのよい投球を磨き、全国屈指の左腕に成長。今も高いレベルで野球をすることを目指し、汗を流している。4年後、岡本と再戦することもあるかもしれない。今井だけでなく、岡本の活躍は“同級生”にとっても刺激になったはずだ。

 プロ初出場した際にも岡本は「いろんな人から、連絡が来ました。それに、あんまりこれまで関わりのなかった人からもメールやラインがきて驚きました」と自分のプレーが与える影響を感じ取っていた。ひとりの若手のデビューが、未来のプロ野球界を支えていく。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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