広島、3位巨人と3差 リーグトップタイ12勝目の前田「選手は諦めていない」

前田がリーグトップタイ12勝目「変な力みがなく投げられた」

 広島は8日、マツダスタジアムで行われた中日戦に5対0で勝利した。先発した前田が7回無失点の好投で、リーグトップに並ぶ12勝目をマークした。

 上位3チームが雨天中止で試合がなく、負けられない試合となった最下位・中日との一戦。相手先発は今季4試合で防御率0.60と抑えられている八木だった。

 苦戦が予想されたが、前田は「変な力みがなく投げられた。今日はいいピッチングができてよかった」と、好投を振り返った。

 ポイントとなったのが、攻守での野手の援護だった。

 まずは初回、簡単に二死をとられた後、新井が四球を選び、エルドレッドが左中間スタンドへライナーで飛び込む先制2ランを放った。八木に対して「チームが打てていないのはもちろん知っていたが、自分が対戦したのは一度だけ。嫌なイメージはなかった」という主砲の一発は、エースに勇気を与えた。

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