ホークス柳田、トリプルスリーに当確ランプ灯せるか 立ちはだかる難敵たち

大谷も1・0秒台を計時、柳田「必要な時に走れればいい」

 10日も強敵。リーグトップ13勝、防御率2・09と圧倒的な成績を残す大谷翔平だ。昨季までのクイックモーションは平均1・28と遅かったが、今季は大幅に改善。160キロ近い剛速球では1・0秒台を計時することもあり、本人も「クイックが昨年と一番違うところ」と自信を見せている。

 さらに、勝負所で力の入れ具合を変える“ギアチェンジ投法”も健在。今季対戦は7打数1安打の打率1割4分3厘、2四球も、4三振。出塁することも簡単ではない。

 先発マスクをかぶることが予想される大野は13年にリーグトップの盗塁阻止率4割2分1厘をマークし、昨季も3割4分4厘。市川も昨季、盗塁阻止率4割5分2厘と強肩を売りとしている。

 柳田の今季盗塁死は6。盗塁成功率は82・4%と高い。「必要な時に走れればいい。あと2試合に勝つことだけを考える」と柳田。難敵のスキを突き、トリプルスリー達成へ当確ランプを灯したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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