もし地区優勝逃しても… 田中将大が「ワイルドカードゲーム」での先発志願

優勝争い真っ只中で地元メディアが早くも「ワイルドカード」見据えて特集

 ヤンキースの田中将大投手が、ア・リーグのワイルドカードでプレーオフ出場に回った場合の「ワイルドカードゲーム」での先発登板を志願している。ニュージャージー州最大のニュースサイト「nj.com」が「ヤンキースのマサヒロ・タナカ曰く、ワイルドカードゲームで僕は投げたい」との見出しで報じている。

 ヤンキースは今季序盤からア・リーグ東地区で首位を走っていたが、快進撃を見せるブルージェイズに1位の座を奪われ、現在2位。熾烈な優勝争いを繰り広げているが、このまま地区制覇に手が届かずにレギュラーシーズン終了となれば、3年ぶりのプレーオフ進出を勝ち取っても、一発勝負の「ワイルドカードゲーム」に回ることになる。

 その状況に地元メディアは早くもワイルドカードを見据えた特集記事を掲載。田中が大一番を任される可能性を報じている。

 負ければ敗退となる試合での先発は責任重大だが、記事では「マサヒロ・タナカはプレッシャーに慣れている」と言及。楽天時代の2013年に巨人との日本シリーズ第6戦で160球を投げて敗れた後、第7戦で15球を投げてセーブを記録し、日本一に輝いたエピソードを紹介している。

「どの選手もそのような大舞台で投げたいと思います。重要なことは大きな試合で投げることを想定して自分自身、準備をしておくことですね」

「nj.com」の取材に対して、田中は通訳を介してこう語ったという。

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