球界のエースに一抹の不安 日本ハム・大谷翔平の気になる数字とは

大谷は疲労を否定「結果的に打たれるのは自分の実力がないから」

 7月24日の西武戦(西武プリンスドーム)では4番・中村に2打席連続被弾。3敗目を喫した8月11日の同カードはメヒアの逆転2ランで沈んだ。10日のソフトバンク戦では松田、柳田の「30発コンビ」に一発を献上。前半戦は少々の甘いコースでもファウルや空振りを誘ったものの、痛打される場面が目立っている。

 昨季は155回1/3で被本塁打7だったが、今季は143回2/3で同じ7被弾。体の負担の大きい二刀流で、今季は開幕からゆとりを持たせた先発ローテだったが、ここに来て疲れが出ているのか――。大谷は首を横に振る。

「結果的に打たれるのは自分の実力がないから。昨季終盤のように体がきついということはない」

 10月のプレーオフ、さらに球界のエースと期待される11月の「WBSC世界野球プレミア12」と一発勝負の戦いが控え、より一層、1球で試合を左右する試合が増えてくる。突如、発症した「一発病」を1日でも早く克服したいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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