一発勝負を任せられるのは田中将大しかいない―決断迫られるヤ軍監督

名門の命運左右する田中将大の起用法、中4日か、それとも中5日か

 ブルージェイズとの首位攻防で7回4安打無失点の力投を見せたヤンキースの田中将大。それまで3連敗を喫していたチームを救い、5-0の勝利に導いた。これで自力V消滅を免れ、ア・リーグ東地区首位のブルージェイズと3・5差となった。

 13日(日本時間14日)に行われた試合の後、現地メディアは中4日で好投した田中を称えつつ、1つの問題提起をしている。このまま田中が中4日で登板するか、それとも中5日でいくか、である。

 ESPNは「マサヒロ・タナカはヤンキースにとってワンゲーム・プレーオフへの唯一の選択」との記事で特集を組む中で、「ジラルディ監督にはしなければならない判断がある。20試合を残し、タナカには3試合または4試合のレギュラーシーズン登板が残されており、そしてすべての道は10月6日につながっている」と言及した。

 どういうことか。

 ヤンキースが残り試合でブルージェイズを逆転して地区優勝を果たせば、ディビジョンシリーズ進出が決まるが、このままの状況でレギュラーシーズンを終えれば、ワイルドカードゲームに回ることになる。

 これに関して記事では、田中の登板スケジュールについて二通りのプランがあることを紹介。中4日のプランでは、残りのレギュラーシーズンで18日のメッツ戦、23日のブルージェイズ戦、28日のレッドソックス戦、10月3日のオリオールズ戦の4試合に投げ、同8日のディビジョンシリーズへ。もう一方では、最初だけ中4日で18日のメッツ戦に登板し、その後は中5日で24日のホワイトソックス戦、30日のレッドソックス戦と投げ、10月6日のワイルドカードに登板するとしている。

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