7敗目の田中将大、6回降板で再び首位決戦へ 「中4日で田中を送り込む」

6回2失点のQSも2本のソロに泣く、「昨年のサブウェイシリーズを再現できず」

 ヤンキースの田中将大投手は18日(19日)のメッツ戦(シティ・フィールド)で今季23試合目の先発登板に臨み、6回5安打2失点のクオリティー・スタート(QS、6回以上を自責3以内)で試合を作ったが、勝負所で被弾して7敗目(12勝)を喫した。

 終盤戦は中4日でのマウンドが続いている田中だが、この日は82球での降板となったために、23日(同24日)のア・リーグ東地区首位のブルージェイズとの頂上決戦の最終戦で再び登板する可能性が浮上している。MLB公式サイトが試合の速報で報じた。試合は1-5でヤンキースが完敗している。

 今季は中5日以上での先発起用が中心だった田中は、13日のブルージェイズ戦に続き、この日も中4日でのマウンドとなった。公式サイトの速報では「重要な瞬間」と題した特集で「田中は82球で降板」と紹介している。

「田中はクイーンズで完封のピッチングを見せた昨年のサブウェイシリーズを再現できなかった。しかし、6回で2本のソロホームランを含む5安打でメッツ打線を抑えた」

 2本のソロを浴びたものの、6回2失点ときっちり試合を作っただけに、敗戦の中でも3試合連続でQSとなった田中のピッチングを評価。そして、6回での降板はジョー・ジラルディ監督が次の試合を睨んでいるからこその采配だと分析している。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY