楽天は完封リレー 30Sの松井裕、則本の快投に「まさか登板があるとは…」

8回1安打の則本、シーズン191奪三振で大谷抜いてリーグトップ再浮上

 楽天の則本昂大投手と松井裕樹投手が鮮やかな完封リレーでチームを勝利に導いた。本拠地でのオリックス戦に先発した則本は、8回1安打無失点の好投で9勝目(11敗)。8三振を奪い、シーズン191Kとして大谷(日本ハム、184)を抜いてリーグトップに浮上した。9回は松井裕樹が3者凡退で締め、球団史上初のシーズン30セーブ目。エースと守護神が見事に役割を果たし、楽天は2-0で勝利した。

 試合後は、先頭打者弾の西田を加えた3人がお立ち台に。球団の歴史を塗り替える30セーブ目を挙げた松井裕は「30セーブを目標にしてたんで、うれしかったんです」と振り返った。

 もっとも、この日は則本が5回までパーフェクトに抑えるなど、オリックス打線を圧倒。それだけに「本当にすごかったので、まさか登板があるとは思ってなかったです。すごいなぁと思ってました」とエースの気迫あふれる投球に感心しきりだった。

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