ヤクルトが広島下しセ最速70勝! 石川が5連勝で12勝目&川端4安打

石川は6回1失点74球、余力を残しながらマウンドを降りる

 ヤクルトが22日、ホームで迎えた広島戦に4-2で勝利し、セ・リーグ70勝一番乗りで貯金を「8」とした。先発の石川が6回1失点で12勝目(9敗)。これで自身8月25日の巨人戦から5連勝となった。

 先制したのはヤクルト。初回先頭の荒木が中前打で出るなど無死満塁とすると、4番・畠山の遊ゴロの間に1点を先制。さらに広島先発の戸田の暴投でこの回2点を奪った。

 先発した石川は2回にエルドレッドにレフトスタンドへの17号ソロを浴びるも、序盤を2安打1失点の立ち上がり。3回に味方が大引の投ゴロ間、4回に川端のレフト前タイムリーで1点ずつを奪い、4-1とリードを広げた。

 援護を受けた石川は、6回を投げ1失点。7回は秋吉が1死二、三塁のピンチを迎えながらも、センター上田が松山のフライを捕球すると、好返球で本塁を狙うエルドレッドをタッチアウトに。8回はオンドルセクが無失点。9回はバーネットが1点を失ったものの、チームは連勝で貯金「8」。セ・リーグ最速の70勝に到達した。

 74球と余力を残しながら降板した石川は、8月25日の巨人戦から5連勝。リーグ単独2位となる、12勝目(9敗)となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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