中日ネイラー、横浜初登板で勝利「気持ちよく投げられた」 DeNAはCS消滅…

6回2失点で初対戦のDeNAに勝利「来年あたることがあればゼロで抑えたい」

 中日のドリュー・ネイラー投手が23日、横浜で行われたDeNA戦に先発し、6回1失点で4勝目(3敗)を挙げた。これでDeNAはCS進出の可能性が完全に消滅。今年7月に四国ILの香川から加入したオーストラリア出身の右腕は、ヒーローインタビューで喜びを口にした。

「(初登板の)横浜スタジアムで、とても気持ちよく投げることが出来ました、ストライクを先行させて投げていこうと思っていた。三振もよく取れましたし、(今季)最後になるような登板だったので飛ばしていきました」

 6回を散発3安打。失点は6回の梶谷の内野ゴロ間の1点のみと、初めての対戦となるDeNA打線を封じた右腕は「良いピッチングが出来た」と充実の表情。「来年あたることがあればゼロで抑えたい」と早くも年をまたいでの次回対戦での好投も誓った。

 7月に四国IL・香川から加入。過去2年間、怪我の影響でどこの球団にも所属せず、昨オフにオーストラリアで4年ぶりに復帰を果たした苦労人右腕の好投に、打線も奮起。DeNA高崎から4点を奪って援護した。

 ネイラーは、3回に先制タイムリー三塁打をライトに放った桂に「とってもいい仕事をしてくれた」と感謝。また、7回に代打で2点タイムリーをレフトに放った和田にも「嬉しかった。すばらしい選手で和田さんのプレーを見るたびにわくわくしています」と話し、活躍を称えた。

 最後は日本語で「ありがとうございます。がんばります」とレフトスタンドのドラゴンズファンに一言。今季途中加入ながら4勝を挙げた29歳の右腕は、来季もチームの勝ちに貢献する意気込みを見せていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY