中日和田が通算2050安打 本拠地で現役生活に別れ「中日ファンに戻って…」

引退セレモニーでは声を詰まらせ涙 「終わったなと…」

 2打席目は空振り三振。そして5回、本拠地最後の打席で遊ゴロを放った和田は、全力で一塁を駆け抜けた。

「そうですね。あの、まあ……。終わったなという感じですね」

 阪神・鳥谷の送球が和田の脚より早く一塁に到達。アウトのコールから、ベンチに帰る際に息子から花束を受け取った。目を潤ませ、声を詰まらせながら、名古屋での最終打席を振り返った。

「もう本当にプレッシャーがかかりながら、僕がやっていることに対してすごく毎日プレッシャーを感じていたと思います。そういう意味では一緒に戦ってきたと思っているので、本当に家族には感謝しかないです」

 試合後のセレモニーでは、この日会場で勇姿を見守った家族への想いも口にした。

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