高卒新人で存在感発揮する日本ハム浅間 チームメイトが語る19歳のスゴさ
浅間はいかにして外角を打てるようになったのか
元々、横浜高入学時から打球を飛ばす選手だったが、「外角球には、ほとんど手を出さない選手」だったという。強靱な手首の返しで外角を打てるようになったのは、高校2年夏の終了後。渡辺監督ら首脳陣から指摘され、積極的に外角球を練習するようになった。
「打撃マシンは外角へいくようにセットして、バットでやっと届くくらいの外角の球を打ってました。ティー打撃だったり、いろんな練習をしていたのが印象に残っています。左翼方向へ本塁打も出るようになってました」
高浜はそう振り返る。3季連続の甲子園を目指した高校3年夏の神奈川県大会の2回戦・厚木西戦では左翼ポールに直撃する本塁打など2発をマーク。俊足巧打の打撃スタイルに、パンチ力が備わった。
浅間は13日の1軍再昇格後、10試合中8試合で先発出場。29打数9安打の打率3割1分と結果を残している。一方の高浜はイースタン・リーグで打率2割5分6厘、6本塁打、48打点。チームトップの109試合出場と期待は大きい。
「浅間ばかりが目立ってますね。自分も頑張らないといけないです」
ここにも「浅間効果」が生まれている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count