日本ハム大谷翔平、両リーグトップの15勝目 8回3安打12Kで無失点の好投

球団の高卒3年目15勝はダルビッシュ以来

 日本ハムの大谷翔平投手が27日の敵地オリックス戦で両リーグトップの15勝目(5敗)を挙げた。8回まで毎回の12三振を奪う圧巻のピッチング。日本ハムの高卒3年目ではダルビッシュ有(現レンジャーズ)以来の15勝となった。2-0で勝利した日本ハムは連敗を2で止めた。

 日本ハムは初回、2死三塁から中田のタイムリーヒットで先制。早速援護を受けた大谷はその裏、先頭の糸井を空振り三振に仕留めると、岩崎にヒットを浴びたのの、小谷野をショートゴロ、T-岡田を見逃し三振に切って取る。

 2回以降も安定したピッチングを披露。7回までオリックス打線を2安打に封じると、打線も8回に陽岱鋼の7号ソロで加点。その裏、大谷は2死から小島に四球を与え、糸井にレフトへヒットを許して一、二塁のピンチを迎える。それでも岩崎からこの日12個目の三振を奪い、窮地を脱した。

 日本ハムは9回に守護神・増井が登板し完封リレーで連敗を2でストップ。増井は38セーブ目。大谷はこの日8回134球を投げ、3安打12奪三振無失点、防御率2.24となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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