西武秋山、5安打でシーズン214安打! マートンの日本記録と並ぶ

シーズン安打&猛打賞でイチロー超え、日本人記録を一気に更新

 西武・秋山翔吾外野手が30日、敵地オリックス戦で5安打を放ち、シーズン214安打で歴代1位のマートン(阪神)に並んだ。

 青木宣親(ジャイアンツ)と並ぶ歴代3位タイの209安打で迎えたこの日、初回の第1打席で相手先発の東明からレフト線へ二塁打を放ち、シーズン210安打に。これでイチロー(マーリンズ)と並んで歴代2位タイに浮上した。

 さらに2-1と1点を勝ち越した2回2死二、三塁の場面でライトオーバーのタイムリー三塁打。これでイチロー超えの歴代単独2位に浮上した。

 6-2と4点リードの3回2死満塁では相手2番手の吉田一から押し出し四球。そして8-3の5回2死走者なしではレフト線へ二塁打を放って、この日3安打。27度目の猛打賞は1996年のイチローの26度を超え、2010年の西岡(当時ロッテ)に並び歴代最多だ。

 さらに8-4となった7回無死一塁ではレフト前ヒットを放ち、これで4安打。サイクルヒットがかかった10-5の8回には2死二塁からライト線へ二塁打を放ち、マートンの保持する214本の日本記録に一気に並んだ。

 西武は残り1試合。日本プロ野球記録樹立の可能性も高そうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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