イチロー、“魔球”も!? 「スプリットチェンジ」投げた初登板に「夢が叶った」

地元メディアに明かした胸中、球種はスライダー、ファストボールに「スプリットチェンジ」

 マーリンズのイチロー外野手は4日(日本時間5日)、今季最終戦となった敵地フィリーズで衝撃の投手デビューを飾った。3回裏からライトで途中出場しすると、5点のリードを許して迎えた8回裏に4番手ピッチャーとしてマウンドへ。1回2安打1失点と“好投”した。メジャーの舞台で実現した初登板に、イチローは地元メディアに対して「夢が叶った」と本音を明かした。

 球場がどよめく中でマウンドに上がったイチローは、表情を崩すことなく、淡々とボールを投げ込んだ。先頭のヘレラに2球目の86マイル(約138キロ)の直球を右翼線に運ばれて二塁打とされる。

 しかし、続くラップは3球目の86マイルで中飛。3人目のスウィーニーには88マイル(約142キロ)をライトオーバーの適時二塁打とされ、初失点を喫した。

 ただ、4人目のガルビスからは、2球目の78マイル(約126キロ)のスライダーで空振りを奪う。ガルビスは思わず笑みを浮かべた。

 その後、追い込んでから、内角低めに落ちる球は見逃されてボール。本人は試合後、この日投げた球種について聞かれ、スライダーとファストボールに加え「チェンジアップというか、スプリットチェンジというか…」と笑いながら説明。落ちるボールの正体はこれだったようだ。

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