中日・山本昌、涙の引退登板に「ありがとう!」 史上初50歳登板で有終の美

敵地総立ち、最後は丸を二ゴロに打ち取りプロ32年の現役生活に別れ

 今季限りで現役引退する中日・山本昌投手が7日、涙のラスト登板を飾った。

 広島戦(マツダスタジアム)で先発し、史上初の50歳登板を果たした。打者は丸。2ボールからの3球目。外角低めへの117キロのスライダーでボテボテの二ゴロに打ち取った。

 予定通りの打者1人を打ち取り降板。山本昌は目に涙をため、マウンドへ出向いた谷繁兼任監督とがっちりと握手。その後、三塁ベンチ前でナインと握手を交わした。

 真っ赤に染まったマツダスタジアム。中日ファンだけでなく、広島ファンもスタンディングオーベーション。万雷の握手、「ありがとう!」の大歓声に包まれた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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