【MLB地区S】アストロズが快勝でリーグ優勝決定S進出に王手 左腕カイケルがまた快投

WCゲームで田中に投げ勝ったカイケルが7回1失点、打線は5回に逆転

 メジャーリーグの地区シリーズ(5回戦制)はア・リーグの2試合が11日(日本時間12日)に行われ、アストロズ(西地区2位)が本拠地でリーグ最高勝率のロイヤルズ(中地区1位)を4-2で破り、2勝1敗としてリーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。

 先制したのはロイヤルズだった。4回、先頭の3番ケインがアストロズ先発カイケルを相手に粘り、最後は10球目のスライダーをレフトスタンドに運んだ。

 ロイヤルズ先発ボルケスに抑えられていたアストロズ打線が反撃したのは5回。1死二、三塁とチャンスを作ると、カストロがセンター前に運び、2点タイムリーで逆転に成功した。

 さらに、6回は2死一、三塁でゴメスのセンターへの適時打で追加点。7回にはカーターが2番手左腕ダフィーからソロ本塁打を放ち、3点差に突き放した。

 9回には守護神グレーガーソンがゴードンに一発を浴びたが、ロイヤルズは4-2で快勝。ワイルドカードゲームで田中将大(ヤンキース)に投げ勝った今季20勝の左腕カイケルは、この日も7回5安打1失点7奪三振と快投して勝利投手となった。

 勝てばリーグ優勝決定シリーズ進出となる12日(同13日)の第4戦もアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークでの一戦。昨季のロイヤルズのように、ワイルドカードからの快進撃はなるだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY