白熱するポストシーズン 過去の“まさか”のプレーをMLB公式サイトが特集

冒頭で紹介されているのは有名な“スティーブ・バートマン事件

 MLB公式サイトではこのシーンに関連して、「ポストシーズンで起こった“まさか”の15シーン」を特集している。チームの勢いだけでなく、ワールドシリーズ制覇の行方までも左右したプレーオフの裏名場面集といった趣だ。

 まず冒頭で紹介されているのは、2003年のリーグ優勝決定戦のカブス-マーリンズで起こった“スティーブ・バートマン事件”。リーグ優勝まであとアウト5つまでこぎ着けたカブスだったが、8回表にマーリンズのカスティーヨが放ったレフトへのファールフライを、シカコ在住のスティーブ・バートマン氏がスタンドから手を伸ばしてボールをキャッチしようとし落球した。


2003年のリーグ優勝決定戦のカブス-マーリンズで起こった“スティーブ・バートマン事件”

 この行為がなければ左翼手のアルーはギリギリでフライをキャッチできていた為、結果としてカブスファンによるまさかの妨害となってしまった。このプレーをきっかけにカブスは流れを失い、一挙8失点で敗戦。リーグ優勝もマーリンズに奪われて、1908年以来の悲願であったワールドシリーズ制覇の夢は立たれる事になった。

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