日本S初戦はホークスが先勝 先発全員15安打&武田2失点完投で好発進
4回に6連打3得点でヤクルト石川KO、2年連続7度目日本一へ白星スタート
日本シリーズは第1戦が24日、ヤフオクドームで行われ、ソフトバンクが4-2でヤクルトに勝利した。
ソフトバンク武田、ヤクルト石川の両先発で始まったこの試合。初回の攻防、武田は2死一、三塁、石川は2死満塁のピンチを迎えながらも、ともに無失点で切り抜けた。
試合が動いたのは4回。ソフトバンクは2死から松田のレフトスタンドへのソロアーチで先制点を奪うと、その後も高谷が三塁線へのタイムリー内野安打、川島にセンター前へのタイムリーが生まれるなど6連打で3得点。石川をこの回限りでマウンドから引きずり下ろした。
さらに、6回には2死二塁から明石に左中間へのタイムリー二塁打が生まれ、追加点を奪う。
先発武田は打線の援護を受けて8回まで99球という省エネ投球。日本シリーズ自身初完封勝利をかけて最終回もマウンドに上がったが、畠山に2ランを被弾し2点差にされた。それでも、2失点完投と、今季13勝(6敗)と飛躍した右腕が日本シリーズでも好投。チームに勝利をもたらした。
初戦を制したソフトバンクは、2年連続7度目の日本一へ好発進。14年ぶり6回目の日本一を狙うヤクルトは左腕エースの早すぎる降板で初戦を落とした。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count