「ウチとしては珍しいドラフト」 日ハムが大学・社会人5投手を獲ったワケ

いずれも即戦力と期待されているドラ1上原ら5投手

 日本ハムは、今秋のドラフト会議で1位指名した明大・上原健太投手(21)をはじめ、5人の投手の交渉権を獲得した。

 上原は190センチの長身から最速151キロの直球を投げおろす大型左腕。栗山監督が「まずは先発に向かってもらう。あれだけの素材を最初から中継ぎで、と考えることはない」と早期の先発ローテ入りが期待されている。

 2位指名した新日鉄住金かずさマジック・加藤貴之(23)は制球力抜群で、先発、リリーフともに期待される左腕。3位の東農大北海道オホーツク・井口和朋投手(21)、5位の日本文理大・田中豊樹投手(21)、7位の東海大・吉田侑樹投手(21)はいずれも大学日本代表の経験者だ。

 交渉権を獲得した5投手の共通点は大学・社会人出身ということ。いずれも即戦力と期待されている。

 ただ、それだけではない。栗山監督はチームの“化学反応”を期待している。

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