過去に複数回受験も― 目前に迫るトライアウト、プロを諦めない選手たち

元オリックスのドラ1右腕は3度目の受験、元DeNA菊地は初のトライアウトへ

〇元DeNA・伊藤拓郎 3度目の受験(14年第1、2回)

 帝京高から11年ドラフト9位でDeNA入り。1年目の12年に2試合登板で0勝0敗1ホールド、防御率0.00。13、14年と1軍登板なく、14年オフに戦力外通告。15年はBC群馬で29試合登板で6勝6敗、防御率4.81だった。

〇元オリックス・甲斐拓哉 3度目の受験(12年第1回、13年第1回)

 東海大三高から08年ドラフト1位でオリックス入り。1軍登板なく、11年オフに戦力外通告を受けた後に育成契約。12年オフに再び戦力外通告を受けた。13年からBC信濃でプレー。15年は35試合登板で1勝3敗3セーブ、防御率3.77だった。

〇元巨人・雨宮敬 2度目の受験(14年第1回)

 山梨学院大付、山梨学院大、BC新潟を経て、11年育成ドラフト育成5位で巨人入り。14年オフに戦力外通告を受けた。15年はBC新潟でプレーした。27試合登板で勝1敗7セーブ、防御率4.22だった。

〇元DeNA・菊地和正 初受験

 樹徳、上武大を経て、04年ドラフト6巡目で日本ハム入り。09年に中継ぎでチームトップの58試合に登板し、5勝2敗21ホールド、防御率3.67。11年オフに戦力外通告を受け、12年からDeNA。同年にチーム最多63試合登板で3勝2敗1セーブ14ホールド、防御率2.37。14年オフに戦力外通告を受けた。15年は2月に日本ハムの入団テストを受験するも不合格。15年はBC群馬でプレーし、25試合登板で1勝2敗3セーブ、防御率2.88だった。

【野手】

〇元日本ハム・大平成一外野手 6度目の受験(11年第1、2回、12年第1、2回、13年第1回)

 波佐見高から07年高校生ドラフト4巡目で日本ハム入り。1軍出場のないまま、11年オフに戦力外通告を受けた。12年からBC信濃でプレー。4年目の今季は68試合出場で打率2割5分1厘、9本塁打、40打点、1盗塁だった。

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