韓国、李大浩の逆転弾で一気に爆発 ドミニカに10点快勝でプレミア12初勝利

開幕戦で日本に完封負けも2戦目で初勝利

 韓国が11日のドミニカ共和国戦(台湾)で10-1で大勝し、プレミア12初勝利を挙げた。

 眠れる韓国を呼び覚ましたのは、ソフトバンクの日本シリーズMVP男だ。1点を追う7回1死二塁。李大浩が3番手左腕・フェルミンから逆転の左越え1号2ランを放った。4番が大会16イニング目で初得点をたたき出すと、打線は一気に爆発した。

 8回には3番・金賢洙(キム・ヒョンス)の走者一掃の右中間3点二塁打、李大浩の2打席連続タイムリーとなる左翼線適時打など6連打で5得点を挙げた。9回には鄭根宇(チョン・グンウ)の左越え2点二塁打など3安打で3点。11安打で10点を奪った。

 先発の左腕・張元準(チャン・ウォンジュン)は7回3安打1失点と 好投。8回はサブマリン・鄭大ヒョン(チョン・デヒョン、ヒョンは火偏に玄)、9回は左腕・李賢承(イ・ヒョンスン)とつないだ。

 来季のメジャー挑戦を表明している注目の2年連続50発男・朴炳鎬(パク・ビョンホ)は、空三振、遊飛、遊ゴロ、空三振、空三振と5打数無安打。守備でも1失策した。

 韓国は8日の日本戦(札幌ドーム)で完封負け。侍ジャパンのプレミア初制覇へ、最大のライバルとみられる韓国が息を吹き返した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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