米国戦に先発する侍Jの菅野が必勝誓う 「初回から出し切るつもり」

「どこまでやれるかワクワク」「1位通過で準々決勝に」

 世界野球「プレミア12」に出場している侍ジャパン日本代表は13日、台湾の桃園国際球場で希望選手のみでの練習を行った。14日の米国戦に先発する菅野智之投手も軽めの調整。「やれることはやった。自分自身、どこまでやれるかワクワクしています」と意気込みを語った。

 ここまでチームは3連勝。右腕は「波に乗っているので、その力も借りて試合に臨みたい」と言う。米国相手の注意点としては「非常に打撃の良いチームと聞いています。得点を取ってますし、とにかくビッグイニングを作らせないように」とした。

 台湾に入ってからの2試合は激戦となり、中継ぎ陣もフル稼働している。「出来れば長いイニングを投げたい」と言いつつ「そんなことも言ってられないので、初回から出し切るつもりでいきたい。頭の片隅に長いイニングを投げるということも入れておきたい」と説明した。

 当然、まずはチームの勝利が最優先。「1位通過で準々決勝に進めば、チームも波に乗れる。とにかく明日しっかり勝ちたい」。自身の役割をきっちりと果たすつもりだ。

【了】

清水友博●文 text by Tomohiro Shimizu

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