キューバが逆転でA組2位通過決定! 日本の準々決勝の相手はプエルトリコに

デスパイネが決勝打、イタリアを逆転で下す

 プレミア12キューバ代表が15日のイタリア戦(台湾・斗六)で2-1で逆転勝ちし、決勝トーナメント進出を決めた。

 試合を決めたのは、日本でお馴染みのデスパイネ(ロッテ)だ。同点の7回2死二塁から、今季開幕直後にDeNAを電撃退団した3番のユリエスキ・グリエルが敬遠気味の四球で歩かされ、同一、二塁。デスパイネは右腕・ニールセンの初球、内角への144キロのシュートを振り切り、勝ち越しの左前適時打とした。

 チームはイタリア代表の先発・マエストリ(オリックス)に5回途中4安打1失点と苦戦。13年WBCで打率3割8分9厘、3本塁打をマークした4番・デスパイネの一振りが、赤い稲妻を救った。

 この日もグリエル3兄弟が1、 2、3番に入った。次男のユリエスキ・グリエルは投ゴロ、左飛、遊ゴロ、四球で3打数無安打。デスパイネは空三振、四球、見三振、左前適時打で3打数1安打1打点だった。

 グループAは5戦全勝のカナダが首位突破。2位はキューバ、3位はオランダ、4位はプエルトリコが決勝トーナメント進出。日本ハム・陽岱鋼らが所属する台湾は予選敗退となった。

 すでにグループBで首位突破を決めている侍ジャパンは16日の準々決勝でプエルトリコと対戦することが決まった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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