韓国、13安打7得点猛攻でキューバ撃破! 4強で侍Jと再戦、リベンジに挑む

2008年の北京五輪決勝と同カード、再び韓国に軍配が上がる

 プレミア12韓国代表が16日、キューバとの準々決勝に挑み、7-2で勝利した。これで19日の準決勝(東京ドーム)へ進出。開幕戦で黒星を喫している侍ジャパンと再び激突することになった。

 韓国は初回。1死後、李容圭(イ・ヨンギュ)が一失で塁に出ると、続く金賢洙(キム・ヒョンス)もレフト前へ弾き返し、1死一、二塁に。ここで4番・李大浩(イ・デホ)が遊ゴロ。Y.マンドゥレイ―L.グリエル―A.マジェタと渡る、流れるようなダブルプレーに阻まれ、先制はならなかった。

 しかし2回、先頭の朴炳鎬(パク・ビョンホ)がセンターオーバーのフェンス直撃三塁打を放つと、閔炳憲がセンター前へ弾き返すタイムリーヒット。キューバ先発モンティエから1点を先制した。

 さらに無死一、三塁のチャンスを作りモンティエをKOすると、2番手左腕のモイネロからも梁義智(ヤン・ウィジ)がセンター前タイムリー。さらに1番・鄭根宇にもライト前への2点タイムリーが生まれ、4-0とした。

 先発の張元準(チャン・ウォンジュン)は5回にエルナンデスにライト前適時打を浴び1点を返されると、2番手林昶ミン(イム・チャンミン)もY.N.グリエルにライト前にタイムリーを運ばれ、この回2失点を喫した。

 3点差とされた韓国だったが、6回途中からは3番手・車雨燦(チャ・ウチャン)がキューバ打線相手に1回1/3を無失点。攻撃陣も8回に梁義智にダメ押しのレフトスタンドへのソロアーチ、金賢洙のライト前タイムリーで5点差に広げた。

 最後は4番手・鄭大ヒョン(チョン・デヒョン)ら救援陣が締めて7-2で勝利。準決勝進出を決めた。

 2008年の北京五輪では決勝で対戦し、3-2で韓国が金メダルを獲得している同カード。野球を国技とする両国の対戦は、再び韓国に軍配が上がった。

 これで19日に東京ドームで行われる準決勝は日本-韓国というカードに決定。8日の開幕戦では大谷(日本ハム)、則本(楽天)、松井(楽天)の投手リレーの前に完封負けを喫しているだけに、リベンジは果たせるだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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