高知でトライアウト実施のパドレス 前楽天上園ら参加、結果は「2、3日で」
NPB戦力外の5選手ら計12選手が参加、パドレスはプレラーGMら幹部が勢揃い
メジャーリーグのパドレスが22日、高知市内で球団史上初となる日本国内でのトライアウトを開催し、今季NPBを戦力外となった5選手ら合計13選手がテストを受けた。
楽天の上園啓史投手、藤江均投手、横浜DeNAの大田阿斗里投手、ヤクルトの大場達也投手、江村将也投手(いずれも戦力外)に加え、四国アイランドリーグプラスの高知ファイティングドッグス、香川オリーブガイナーズに所属する選手らも参加。MLB球団としての異例のトライアウトは午前10時にスタートした。
まずは、パドレス首脳陣が選手に自己紹介。A・J・プレラーGM、ジョシュ・ステインGM補佐、エーシー興梠環太平洋オペレーションアドバイザー、ローガン・ホワイトGM付シニアアドバイザー(SA)と強化部トップが勢ぞろいした。さらに、今季限りで現役引退し、パドレスのインターンとして“フロント入り”した元楽天の斎藤隆氏にとっては初仕事となった。
選手は60ヤード走(約55メートル)、外野守備、内野守備、打撃を行った。かつてドジャース在籍時にクレイトン・カーショー投手を発掘するなど名伯楽としても有名なホワイト氏は、選手のキャッチボールのフォームや捕球技術などについて、細かくメモを走らせた。