青木宣親を獲得したマリナーズ、残る「課題」は岩隈久志との再契約

「私たちはクマと引き続き繋がりを持っている」

 ただ、記事では、就任以来5件のトレード成立、4名のFA選手獲得を実現しているディポトGMにとって、引き続き岩隈との再契約が今オフの最重要課題であると指摘。レンジャーズからレオニス・マーティン外野手を獲得するなど、現在、一塁手以外のポジションは陣容がほぼ固まっているが、残る目標は岩隈の残留、もしくはベテランを先発とブルペン陣に補強することだと分析している。

 記事によると、ディポトGMは「私たちはクマと引き続き繋がりを持っており、どういったところに着地するのか見定めている」と、岩隈サイドと交渉を続けていることを明かしている。

 また、この日、岩隈と同学年の青木が入団会見を行った際、地元記者から「彼はどうするのか?」と質問を受けて「一応、自分の契約の中に岩隈が契約がするということが入っているので、それで初めて自分の契約完了だと思ってます」と絶妙の切り返しを見せる場面もあった。来季以降のチームの命運を左右する岩隈の去就については、地元でも関心が高まっている。

 青木と岩隈がマリナーズのユニホームを来て、チームの躍進へ“タッグ”を組むことはあるのか。今後もマリナーズの動きから目が離せない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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