オリックス西野が胸に刻む“師匠”の言葉 引退の平野恵を超える日は来るか

「俺を越せよ」―平野恵の言葉にルーキーは…

 オリックスのドラフト7位ルーキー・西野真弘内野手が4日にほっと神戸で契約更改を行い、800万円アップの年俸1800万円でサインした。今季は7月に右手を骨折し57試合の出場に終わったが、打率3割4厘、3本塁打、22打点、9盗塁と一時は新人王候補に挙げられる活躍を見せた。プロ1年目を終えた西野は「しっかり評価して頂きました。開幕1軍、チャンスも頂いて過ごせていたがケガもあった。良くもあり悪くもあったシーズンでした」と口にした。

 偉大な先輩超えへ――。春季キャンプから師匠と仰ぐ平野恵一が 今季限りで引退した。11月23日。京セラドームで引退セレモニーを終えた“師匠”に感謝の気持ちを伝えに行くと「俺を越せよ」との言葉を貰った。

「長い間プロの世界で活躍されて、実績も素晴らしい成績を残している。僕の中では全ての意味を含め受け止めた」

 身長169センチの平野に対し西野は167センチ。ともに小兵の2人は俊足巧打の二塁手と共通点が多かった。

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