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巨人が誇る強力セットアッパー、山口鉄也の復活はあるか

2008年から中継ぎの「主」として存在する山口なくしては来季も厳しい戦いになるだろう。

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自己ワーストの5敗も8年連続60登板、巨人復権の鍵握る32歳左腕

 例年に比べれば、勝負所で打たれる印象が多かった。巨人の山口鉄也投手は今年、自己ワーストのシーズン5敗を喫した。山口の記す1敗はチームにとっては重い。1点差など僅差で勝利している場面や、同点の場面で投入される。同様に勝負を託されるスコット・マシソンも自己ワーストの8敗。この2人が合わせて13敗もしたのが巨人にとって痛かった。2008年から中継ぎの「主」として存在する山口なくしては来季も厳しい戦いになるだろう。

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山口鉄也のこれまでの成績

 なぜ、打たれるシーンが続いたのか。

 山口は昨年10月に血小板を集めて患部に注入し、損傷部分の回復を促す「PRP療法」と呼ばれる治療を受けた。しかし、思うように結果は表れなかった。この治療は人によって回復具合は異なる。治療した前後は毎年行ってきた筋力トレーニングができない。そのため、シーズンが始まっても筋力が戻らず、ボールのスピードも落ちてしまった。

「状態は悪くないと思います。チームに迷惑をかけて申し訳ないです」。山口は打たれても左腕の疲労のせいにはせず、自分の技術力不足と捉えた。シーズン中に元通りの状態になることを願ったが、真剣勝負の公式戦の場で調整しながら投げることは難しかった。準備期間がなく、戻らなかった筋力低下が負け数につながっていた。

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