活躍に確かな評価 14年ぶりリーグVのヤクルト、契約更改は大幅増が続出

山田、石川は2億円に到達

 14年ぶりのリーグ制覇を果たしたヤクルトの契約更改で、大幅アップが続出した。14日には首位打者に輝いた川端慎吾内野手が1億6000万円、エースの小川泰弘投手が1億円でサイン。いい流れにしっかりと乗った。

 トリプルスリーを達成した山田哲人内野手、打点王に輝いた畠山和洋内野手、ブルペンを支えた秋吉亮投手らもすでに契約更改を終えており、いずれも大幅増。リーグ優勝の原動力となった選手たちには、期待を裏切らない額が用意された。

 主な選手の契約更改は以下の通りとなっている。

◯山田哲人内野手 2億2000万円(1億4000万円アップ)

 今やヤクルトの「顔」に。昨年の日本人右打者最多193安打に続き、今季はトリプルスリーを達成。史上初となる本塁打王、盗塁王の同時獲得で、侍ジャパンでも3番に座った。圧倒的な活躍で文句なしの大幅アップ。来季は背番号もヤクルトの名手が背負ってきた「1」に変わり、活躍次第では年俸3億円超えか。

◯石川雅規投手 2億円(2000万円アップ)

 プロ14年目のベテランは自己最多タイの13勝(9敗)をマークし、今季も左のエースとして君臨。14年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。今や一流選手の証とも言える2億円に3年ぶりに到達。来年1月に36歳になるが、投球スタイルを見ても、まだまだ活躍が期待できそうだ。

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