2015年は2選手が達成 来季2000安打到達の可能性がある選手は?
最も近いのは広島新井の残り29本、ロッテ福浦&中日荒木は…
そして2016年も節目の記録に到達する可能性がある選手たちがいる。最も近いのは広島の新井貴浩だ。今季終了時点で1971安打で2000安打まで残り29本。阪神から広島に復帰した今季は117本のヒットを放っており、コンディション等が万全ならば来季の達成は確実と言っていいだろう。
続いて数字上で近いのはロッテの福浦和也。1912安打で残り88本に迫っている。ただ主に代打として起用されている40歳はここ4年で50安打以上を記録した年がなく、来季中の達成は厳しいかもしれない。
次いで近いのは中日・荒木雅博の1890安打で残り110本。ただ、今季は97試合の出場にとどまり、53安打で終わった。亀澤恭平が台頭する中、出番が減少したことも影響。プロ21年目を迎える来季、再びレギュラーに定着できなければ、あと1シーズン内での達成は厳しくなる。また巨人の阿部慎之助も1813安打まできているが、再来年の到達が現実的なところだろう。
2000安打への到達は険しい道のり。今季、オリックスの谷佳知は1928本、巨人の井端弘和は1912本まで安打数を積み上げながら現役を退いた。果たして2016年はどの選手が節目の記録を達成するのか。各選手の偉業への挑戦にも注目したい。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count