達成者は過去25投手、到達困難な200勝 来季8年ぶりに実現するか

来季可能性があるのは黒田のみ、残り7勝、日米通算では野茂以来2人目

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現役日本人投手の通算勝利数ランキング

 今季8年ぶりに日本球界復帰を果たした広島の黒田博樹投手が来季も現役続行することを決断した。負傷もありながら復帰初年度で11勝8敗、防御率2.55と存在感を発揮。来季年俸も日本人最高の6億円となることが決まった。

 来年2月10日で41歳を迎えるベテランには偉業達成も期待されている。通算200勝到達だ。

 黒田はこれまでNPBで114勝、MLBで79勝を積み上げており、計193勝。これは現役日本人投手の中で最多の数字だ。金字塔まであと7勝。黒田が万全ならば、来季確実に到達すると言っていいだろう。

 日本球界で最後に通算200勝を挙げたのは2015年シーズン限りで引退した元中日の山本昌氏(通算219勝)。2008年に到達しており、黒田が達成すれば、8年ぶりの快挙となる。NPB通算200勝は山本昌氏で史上24人目。日米通算で201勝(NPB78勝、MLB123勝)を挙げている野茂英雄氏を含めると、過去に25人。黒田はそれに続くことになる。

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