米人気記事トップ10に“ヌンチャク球児”、青木の“忍者帰塁”がランクイン

驚嘆誘った青木の帰塁「泳いでいたように見えた」

 当時、同試合を中継した米メディアの実況はその巧みな動きに「こんなこと出来るヤツは何人いるんだ?」と脱帽し、「Cut4」も「青木はこの牽制から逃れるため、マトリックス(の世界)に入った」と伝えていた。また、ベイエリア・ニュース・グループのジャイアンツ番を務めるアンドリュー・バッガーリー記者が「ベースラインを外れて走ることは出来ない。でも、青木は走っていたのではなく、泳いでいたように見えた」と伝えるなど、周囲の驚嘆を誘っていた。

 また今回のランキングで2位に入ったのは1800年代に行われていた野球の奇妙なルール集についての特集記事。1887年当時、四球はヒットと同様の扱いをされていたことや、1883年まで投手は下手投げが義務付けられていたことなど、当時の奇妙なルールを紹介している。

 1位にはスプリングトレーニング時に行われた、ウィル・フェレル(俳優、コメディアン)による「1日で10チームに所属し、全ポジションでプレーする」というテレビ番組の企画の特集記事が選ばれている。企画でありながら、実際にオープン戦に出場するなど、MLBらしい遊び心に溢れていた一件についてのリポートが、2015年に最も人気を博した記事として紹介されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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