倍増続出、最高は柳田の3倍…個人タイトルホルダーの年俸はどうなった?

投打で個人タイトルに輝いた日本人選手たちの今季年俸は?

 2015年は記憶に残るシーンが数多く生まれた。中でもヤクルト山田哲人、ソフトバンク柳田悠岐のトリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)達成、西武・秋山翔吾のシーズン最多216安打などはファンの間でも長らく語られるだろう。

 日本球界を大いに盛り上げたその3選手をはじめ、投打で活躍した選手たちは球団からも高評価を受けたのか。投打で主要タイトルに輝いた日本人選手たちの契約更改を振り返ってみたい。

 トリプルスリーを達成した山田はセ・リーグ本塁打王(38本)、盗塁王(34盗塁)、最高出塁(4割1分6厘)に輝いた。本塁打王、盗塁王の同時獲得は史上初。チームの14年ぶりリーグ制覇にも大きく貢献した23歳は1億4000万円アップの2億2000万円に。2014年に日本人右打者最多193安打に続く活躍で、高卒野手として史上最速タイの2億円到達となった。山田はそのほかにもリーグMVP、ベストナインも受賞している。

 同じくトリプルスリーを達成した柳田も高い評価を得た。打撃部門では首位打者(3割6分3厘)、最高出塁(4割6分9厘)に輝き、9000万円から1億8000万円増の2億7000万円で更改。山田の2・75倍を上回る3倍増となった。山田と同じくリーグMVPを受賞し、ベストナイン、ゴールデングラブにも選出されている。

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