前田健太、ドジャースとの8年契約はケンプと並び球団史上最長タイに

日本人選手では田中の7年を上回り最長契約に

 前田健太投手がドジャースと結んだ8年契約が球団史上最長タイの長期契約だと米メディアが伝えた。地元メディア「ロサンゼルス・デイリーニューズ」が報じている。

 広島からポスティングでドジャース移籍が決まった前田は年俸300万ドルと基本給が低い代わりに多額のインセンティブが盛り込まれ、契約年数も8年と長期に及ぶ内容となった。米メディアは契約期間中に選手側から契約を破棄できる条項(オプトアウト)やトレード拒否権がないことも伝えており、球団に有利な形となっているが、前田自身は契約前の身体検査で「イレギュラーな点」があったことを理由に「その中でもドジャースが契約を長きにわたってしてくれましたし、その恩をしっかり結果で返したいと思います」と感謝している。

 契約期間は田中将大投手が2014年にヤンキースと結んだ7年契約を上回り、日本人最長となったが、この年数について「ロサンゼルス・デイリーニューズ」はマット・ケンプ外野手(現パドレス)と並び球団史上最長の契約となったと伝えている。また、同球団の強化責任者アンドリュー・フリードマン氏にとってもレイズGM時代にエバン・ロンゴリア内野手と結んだ9年契約に次ぐ長期契約となったとしている。ちなみに、ケンプが2011年に結んだ契約は8年1億6000万ドルで球団史上最高額を更新していた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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