マーリンズのゴードンが5年59億円で契約延長 イチローと師弟関係続く?

昨季は首位打者や盗塁王など大活躍、イチローを敬愛する“愛弟子”

 マーリンズのディー・ゴードン内野手が、5年総額5000万ドル(約59億円)で契約延長に合意したと、「FOXスポーツ」など米複数メディアが報じた。

 昨季、マーリンズで大活躍を見せたゴードンは2020年までの契約延長に合意。一定の条件を満たせば6年目は年俸1400万ドル(約16億4000万円)で自動的に契約が延長されるベスティングオプションも付いており、最長で6年契約になる内容と伝えられている。

 ゴードンはFAとなるまで3年を残しており、それまでは年俸調停の申請も可能。FOXスポーツのケン・ローゼンタール記者は、調停3年分とFA2年分をカバーする契約だと伝えている。また、CBSスポーツのジョン・ヘイマン記者によると、べスティングオプションの条件は、5年目に600打席以上、もしくは4年目&5年目で計1200打席以上に立つことだという。

 昨オフ、ドジャースからトレードでマーリンズに移籍したゴードンは、メジャー最多の205安打、58盗塁、ナ・リーグ首位打者の打率3割3分3厘をマーク。ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞も初受賞するほどの活躍だった。

 イチロー外野手を敬愛してやまない“愛弟子”で、愛用する乾燥剤入りのバットケースをおねだりし、プレゼントしてもらうなど、同じスピード系の安打製造機のレジェンドに傾倒している。イチローは、2017年シーズンの契約延長の権利を球団が持つオプション付きの1年契約を結んでおり、これからも師弟関係は続いていきそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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