戦力外から飛躍のロッテ左腕に新たな刺激 パ台湾放送拡大に「もっと頑張る」

新契約締結に「もっと日本の素晴らしい野球に興味を持ってもらえたら」

 2014年オフにDeNAを戦力外となりながら、入団テストを経てロッテに加入。昨季は来日して初めて開幕1軍を勝ち取ると、6月10日の中日戦で6回1失点と好投。これが来日5年目での初白星につながると、14試合に登板し、5勝4敗、防御率3.23と躍進し、日本ハムとのクライマックスシリーズでも力投を見せた。また、11月の世界野球「プレミア12」では台湾代表として出場。飛躍の1年となった。

 今回の放映権締結について、25歳の左腕は「嬉しいですし、楽しみです。台湾の人がもっともっと日本の素晴らしい野球に興味を持ってもらえたらと思うし、ボクももっともっと頑張ってアピールするね。緊張する? チェンチェン、大丈夫よ!」とモチベーションを高めている様子。

 パ・リーグの台湾進出は現地での人気拡大や台湾から直接来場するファンの増加も視野に入れており、ロッテで2年目を迎えるチェンにとっても大きな刺激となっているようだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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